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イン殺 RSSフィード

2005-03-22

[]『スティール・ボール・ラン』 プロローグ編 『スティール・ボール・ラン』 プロローグ編 - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『スティール・ボール・ラン』 プロローグ編 - イン殺

「荒木回想はいいですね。第五部から頻繁に使われるようになった、この”第三者の語りによる回想シーン”は凄く好きです。これで生まれた名キャラが多いから。 (パッショーネの 5 人はこれでグンとキャラが立ったと思う)」

「その文法からすると、グレゴリオ・ツェペリ(ジャイロの父)が今回一押しなんでしょうか。確かにこういう仕事人は荒木飛呂彦的に賞讃されるタイプですね。なんか余りにもプッシュされているので、そのうちレースに途中参加してきそうな勢いです。この人とマルコにジャイロが食われかけてるような。」

「ゾンビ馬については、馬は分かるけどゾンビが分からないのでいろいろ考えていたらなんだか恐い考えになってきたので言及を控えます。あの糸の素材ってもしかして。」

[] 『武蔵伝 異説剣豪伝奇』 第一話 (コミック乱 TWINS 掲載)  『武蔵伝 異説剣豪伝奇』 第一話 (コミック乱 TWINS 掲載) - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク -  『武蔵伝 異説剣豪伝奇』 第一話 (コミック乱 TWINS 掲載) - イン殺

「あらすじ。
全国に宮本武蔵を招集する看板が立てられました。江戸城御前試合で柳生を叩きのめすために武蔵の手が必要らしいです。その呼びかけに応じ、全国からいろんな宮本武蔵が集まりつつあります。
X 傷に四本腕の宮本武蔵玄信。
「剣は腰で振るのだ」と言いつつ腕に絡んだ人間ごと二刀流を振る宮本武蔵義経。
そしてリアル武蔵っぽい武蔵(たけぞう)。」

「思えば、石川先生の描く宮本武蔵というのは角が生えていたり、体内が宇宙空間に繋がっていたり、亜空間をさまよっている間にサイボーグに改造されていたり、胸からミサイルを連射したりするワンダーな武蔵たちでした。
石川版柳生十兵衛に勝るとも劣らぬタチの悪さです。
そんな武蔵の歴史に新たなる 1 ページを付け加えるどころか「おれが武蔵を描き直す!」とでも言わんばかりのこの新連載。」

「石川先生の能力の一つである”概念破壊”については 2003-10-01 余は如何にして石川信徒となりし乎(id:xx-internet:20031001:p2)で少し書いたので、興味のある方はそちらを参照してください。
『武蔵伝』第一話を読んだとき、あの薬師寺天膳のことを少し思い出しました(ついでに、異常に軽い扱いで死んでいった地虫十兵衛のことも)。そうねえ…。今回は武蔵が死にますね。物理的にじゃなくて、概念的に。物理的に死ねるくらいなら死なせてやった方が幸せだ、って奴ですね。」

[] 『シグルイ』 第二十一景 虎子  『シグルイ』 第二十一景 虎子 - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク -  『シグルイ』 第二十一景 虎子 - イン殺

虎子

「最後の高弟、興津三十郎の回。
ラストの嫋嫋たる余韻は素晴らしかった。無惨は無惨でも静かな無惨。そしてその静かな無惨の虎の影から現れ出でたるさわやか清玄。
いい漫画ですよねえ。ここから先は気違いしか残っていないわけですよ。来月からどうなると言うんですか*1
そこを敢えて何もナレーションを挟まずに盛り上げてくるところが心憎い。」

「なお、この”ナレーションが止んでいた”というのは意外と大切なポイントです。なぜかというと、『シグルイ』の作中で二番目に狂ったことを言っているのは実はナレーター氏だからです*2
暇な方は単行本を読み返してナレーター氏の人柄を想像してみるといいですよ。まるで赤瀬川原平が新明解国語辞典を読み解いたかのように。
このように中立の視点から煽ることで物語を盛り上げる手法こそ、このサイトの研究テーマの一つである概念、「マッドアナウンサー」の骨子となる技法です。いずれ論文でも書きたいですね。ヒマが売るほどあれば。」

余談 余談 - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク - 余談 - イン殺

「かくして 2005 年 3 月 20 日はウルトラジャンプと週刊少年ジャンプとチャンピオン RED とコミック乱 TWINS を同時に買うというアホの子のような真似をせざるを得なかった。物の理として。」

*1:まあ今までも気違いばかりだったけど。

*2:-一番? 他に誰がいるんですか?-

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