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2006-05-31

[]『デトロイト・メタル・シティ』(若杉公徳、ヤングアニマル JETS コミックス) 『デトロイト・メタル・シティ』(若杉公徳、ヤングアニマル JETS コミックス) - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『デトロイト・メタル・シティ』(若杉公徳、ヤングアニマル JETS コミックス) - イン殺

「ファック!」

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

「あらすじ。平凡な青年・根岸崇一 23 歳はデスメタルの帝王クラウザー II 世であった。ファック!」

「というわけで一部に熱狂的信者を持つボンクラ系ロック漫画の超新星・『DMC』(デトロイト・メタル・シティ)です。え? ボンクラ系ロックマンガをご存知ない? そうですね、梅澤春人先生の『無頼男』を思い出してください。知らない? あ、そう。」

「この作品はボンクラ系ロック漫画の常として異常に高い言語レイプ性を秘めており、その威力は読者をして一日に三十時間『ファック』『SATSUGAI』などと言わしめるほどです。マリリン・マンソンはかつてこう言いました。」

闘・食・性において中国人を凌駕するのは難しい。だが、闘・食・性から食を引けば、それはメタルだ。だから俺はメタルだ。

「ここではこの言葉を拡張し、闘・性・語のデスメタル三大本能として位置付けたい。『DMC』はこの闘・性・語を余すところなく満たす、まさにファックオフとしか形容しようのない作品であります。一例として楽屋の張り紙の文言をご紹介しましょう。」

  • 入ったらレイプして SATSUGAISATSUGAI してレイプ
  • 入れよ! 殺すから!

「この圧倒的言語センスは連載の進行につれて加速度的にキレを増しており、単行本未収録の回で発表された新曲『スラッシュキラー』では遂に 8・7 調に到達しました。」

おれは生まれついての殺人鬼
生まれた瞬間産婆を殺った
ついでに殺られた親父が叫ぶ
ギャ〜 なぜ生まれてきやがったー (ギャ〜 なぜ生まれてきやがったー)
駆けつけ殺られた警官叫ぶ
ギャ〜 なぜ生まれてきやがったー (ギャ〜 なぜ生まれてきやがったー)

「これを読んだときは額にチョップを受けたような衝撃が走りました。近年では『魔人探偵脳噛ネウロ』の髪の神理論と双璧を為すハイレベル電波文であります。」

「そしてもうひとつ、このサイトのライフワークであるマッドアナウンサー的見地からも『DMC』は見逃せません。
過去の経緯は語りだすと長くなるのでgoogle:マッドアナウンサーを参照していただきたいのですが(基本的に全てうちだ)、偉大なるマッドアナウンサー的事例*1がほぼ全て単独の天才によって成し遂げられてきたのに対し、『デトロイト・メタル・シティ』のそれは DMC 信者という外部的・集合的な知によって達成された点が素晴らしい。」

  • DMC 伝説は自然発生する。
  • 数々の DMC 伝説は DMC の行動から生まれたもの以外にも、信者の希望的観測から生まれる場合も多い。象徴的な例が「本能寺の変で織田信長を討ったのは?」と問われて「クラウザーさんだ! クラウザーさんは信長が邪魔だったんだ!」と答えた根岸弟であろう。
  • DMC 伝説は加速する。
  • DMC 信者たちの間で伝説が共有されるうち、より優れた狂気が「真説」として洗練されていきます。さながら新約聖書の形成に従って加速度的に人類史上最大のスーパースターとなっていったジーザス・クライストの如く。
  • 俺が DMC だ。
  • 誰もが DMC 信者たりうるということは、即ち誰もが DMC 伝説を捏造しうる立場にあるということです。事ここに至って作中と作外はメタの境地で接合され、ロックバンド・デトロイト・メタル・シティ以外の全てが DMC 信者として機能し始めたのです。我々はまとめて『DMC 信者候補』なのです。今これを読んでいるあなた。あなたも DMC 信者として取り込まれうるのです。

「折りしも世間ではインターネットによる不特定多数無限大の集合知が注目されている最中であり、これはまさにマッドアナウンサー 2.0 と呼ぶべき現象ではないでしょうか。マッドアナウンサーのパラダイムシフトが起こったのです。」

我が名はレギオン、我らは大勢なるが故に

「ところで、このサイトがはてなグループ・ファック文芸部に参加していることは既に常識ですが、かの部の開始時期が『DMC』の連載が本格化した 2006 年初頭であることは世界三大シンクロニシティ(グリセリン、猿の芋洗い、無宿少年シンクロウ)からシンクロウを蹴落とすくらいのシンクロニシティであります
当時の『DMC』にはデスメタルの帝王ジャック・イル・ダークが降臨していました。」

ジャック・イル・ダーク『ファッキンガム宮殿』

「この歌詞および DMC 信者のコメント「まるで女王とファックしてる気分だぜ」には痺れました。痺れて気が遠くなって熱が出ました。ふと気がつくと「neo グループへの参加手続きが完了しました」というメールを受信していて、ブラウザにはファック文芸部の編集画面が表示されていて、手は…、ひとりでに…、サイト名を…、ファッキンガム殺人事件と…。」

fuck fuck fuckingham fuck

「惜しむらくはファックが一回足りていないことであり、これは DMC 信者としてあるまじき失態だったと反省しています。この償いはいずれファック文芸部で『デトロイト・メタル・シティ』二次創作を書くことで果たす予定です。enjoy lifefuck!」

*1:古館伊知郎、『国民クイズ』の K 井 K 一、『グラップラー刃牙』の全選手入場、「達人は保護されている」、『ラヂオの時間』、テリーマン、ロビンマスク、エトセトラエトセトラ。

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