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2006-07-15

君たちにツンデレ画像を公開しよう 君たちにツンデレ画像を公開しよう - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク - 君たちにツンデレ画像を公開しよう - イン殺

「はてなポイントを払ってでもツンデレを狩ろうというその心意気や良し。せっかくなのでわが蔵書から厳選ツンデレ画像をお見せつかまつるが、わがツンデレの物語を再開するまえに、わたしの方法を如実に表すべつの逸話を紹介しよう。」

ツンデレ三題
(id:xx-internet:20060501:p1)「命題 : 料理漫画には必ずツンデレが登場する。」
要するにツンデレ 2.0(要してない)
(id:xx-internet:20051024:p1)世界三大ツンデレ、烈海王、大谷日堂、隆慶一郎

「すなわち『ツンデレが見たければ料理漫画を読め!』ということである。以降の文はこの言葉を 78 回繰り返しながら読むように。」

一のツンデレ : 海原雄山

ツンデレ海原雄山

「言わずと知れたツンデレ界の巨星、海原雄山の貴重な初期デレ画像である。本来ツンデレ画像としての完成度は如何に「ツン」と「デレ」が同時表現されているかが肝であるが、『美味しんぼ』及び海原雄山というビッグネームにおいては「ツン」の説明は不要であると判断し、敢えて最上級の「デレ」のみが表現された本画像を採用した。自室で一人デレる雄山の淡白かつ玄妙なトラフグの如き味わいを堪能されたし。」

「なお、この画像は海原雄山研究2/Ein Besseres Morgenに拠った。海原雄山でググった経験のある者には既に常識であるため、ここでは敢えて海原雄山研究の業績を称える言葉は割愛させていただく。」

二のツンデレ : 烈海王

ツンデレ烈海王

ツンデレ論壇において歴史的名著とされるとら日記 2005-09-21 ツンデレとは攻めの消力(シャオリー)であるより。
この画像の妙味は、何と言っても「板垣恵介」と「ツンデレ」という恐るべき二律背反である。およそ萌えという概念に一瞥すらくれぬ作家・板垣恵介が偶発的に生み出したツンデレ・烈海王。物語上必要であった「刃牙が毒を克服してパワーアップ」という状況において、言わば板垣(かみ)の筋書きの上で発生した彼のデレは異常かつ必然。料理に喩えるならば、欧米人の飽くなき研鑚の果てに生み出された異常美食の極北・フォアグラが適当であろう。このデレが料理というシチュエーションにおいて発生している点も見逃せない。」

三のツンデレ : 大谷日堂

ツンデレ大谷日堂

「『美味しんぼ』『ミスター味っ子』といったビッグネームには知名度の点で一歩を譲るものの、料理漫画としての『鉄鍋のジャン』の威力はこれら名作におさおさ劣るものではない。私見であるが、「只ひたすら美味いものを喰らう」という境地において『鉄鍋のジャン』を凌駕する料理漫画は未だ存在しない。しかして、料理漫画が豹変を要望しツンデレを渇望するが理なら、『鉄鍋のジャン』が最強のツンデレをもって読者に対抗するは因果ではないだろうか。」

「神の舌と虫ケラの心を併せ持つ美食家・大谷日堂。己の舌にだけは嘘をつけぬ彼のツンデレ度はおよそ滑稽なほどであり、これを喩える料理はまさに「極上に美味いが人間の食うものじゃない」料理、この画像で彼が喰らっているダチョウ肉のカルパッチョ仕立てしかあるまい。素材の食感を隠しきれぬデレによってパワーアップさせた最上級の旨みを堪能していただきたい。」

四のツンデレ : 沈夫人

ツンデレ沈夫人

「これまた知名度という点では一歩譲る『沈夫人の料理人』からの引用であるが、この作品が一般化した『精神的美食』という観点を当サイトは非常に高く評価している。それまでの肉体(舌)が精神を支配する料理漫画の作劇法に対し、「肉体的・精神的・社会的に美味いから美味い」という極度に健康的な発想。平たく言えば、ド S の女主人が追い詰められると美味いものを作るド M の料理人をいじめる話なのだが、苛烈な要求の最中に垣間見える僅かな料理人への信頼は、まさに 9 割ツンの中の 1 割デレ。モヤシの中にフカヒレを詰めるが如き丹精されたツンデレである。」

五のツンデレ : 吉良吉影

ツンデレ吉良吉影

「ここで隆慶一郎のツンデレ画像を紹介できれば申し分なかったのだが、残念ながら手元にもネット上にも適当な画像は存在しない。そもそも隆慶一郎のツンデレは絵にも描けない空想的な高度抽象概念であるので、ここでは代理として、近年再評価著しい『ジョジョの奇妙な冒険 第四部』から一枚の画像を引用しよう。」

「我々はこの画像に対して言うべき言葉を持たない。キャラクター、シチュエーション、ツンデレとしての完成度。そのいずれもが余りにも自明であるためだ。敢えて付け加えるならば、この吉良吉影のデレには荒木飛呂彦の余裕が感じられる。物語上特に要請されていない吉良吉影 - 川尻しのぶの関係性。そこを敢えてバトル中に補強したのは、コース料理のデザートにも似た読者へのサービスではなかったか。杜王町の人間関係に一味の落ち着きを加えるシェフの気まぐれケーキ。美味である。」

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