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イン殺 RSSフィード

2007-03-28

虚言講座 LESSON3 まん延するバズワードと捏造の連鎖 虚言講座 LESSON3 まん延するバズワードと捏造の連鎖 - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク - 虚言講座 LESSON3 まん延するバズワードと捏造の連鎖 - イン殺

「 4 回だけ『できるわけがない』と言っていい!(挨拶)」

「これがホッテントリに上がっていたので思わず開いてしまったんですが、なぜかというとストライプ画像はどうでもよくて、「ウェブ2.0っぽい」という部分に虚言の匂いを嗅ぎ取ったからです。何が Web2.0 っぽいかを判断できるなんて凄い!」

「結論から言うと、今回もまた Web2.0 が何であるかは明確にならなかったわけですが、これに関連してバズワードの作り方についていろいろ連想したのでメモしておきます。」

Web2.0 = ズンドコベロンチョ

「誰か言ってないかと思ってググったら自分で書いていた (id:xx-internet:20060407:p1) んですが、実体のないキーワードだけが一人歩きする現象としては『ズンドコベロンチョ』がもっとも有名でありましょう。」

「これの類例としてはヒッチコックが作中で使ったと言われる『マクガフィン』があるそうです。」

「マクガフィンの存在は、かの有名な『赤い洗面器』関連の人力検索で知りました。」

「これらに共通する特徴。」

  1. キーワードには本来背骨となるべき説明が必要だが、それが存在しないか希薄であり、ただキーワードとしての認識共通化機能だけが運用されている。
  2. キーワードを理解できなかったり、その成り立ちに疑問を呈したりすると、常識知らずか空気が読めない者として疎外される。

ファック文芸部における類例

「キーワードの説明能力というか、説明したっぽく見せかける能力というのはフィクションを構築していく上では異常に便利であり、 SF 作家、伝奇小説家、宗教家、 SE 、結婚詐欺師、エヴァンジェリスト、モチオなど、ファンタジーの上で生計を立てる職業の人々には大好評であります*1。で、 g:neo においてもこのあたりを運用する方法が模索されています。」

「小説をはじめとする各種フィクションの設定を構築するに当たって、いくつかの用語の意味を意図的に決定せず、読者及び後世のクリエイターの判断に委ねること。シェアード・ワールドものでは大昔から伝統的に行われてきた方法なので、既に呼び名があるかもしれません。」

ファッキンガム殺人事件 - 投げっぱなし・ザ・ワールド

「キーワードだけぶん投げる方法。特に SF においては、専門用語と作家が捏造したキーワードを見分けるために相応の科学知識が必要とされるので、このメソッドが使いやすいことに今更ながら気づきました。かの有名な虚言テンプレート「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」って奴でしょうか。」

理由の欠如の話ではない。現象があって理由が提示されるが、その間がどこかで断絶しているものの話である。

(中略)

整理すると、現象と理由があってその間が繋がっていないとき、受け手がその空隙を勝手に埋めるためのパッチの核となるものが納得力ガジェットであり、現在もっとも有名な納得力ガジェットは「ミノフスキー粒子」である。

安寿土牢 - 納得力ガジェット

「似ているけど少し異なるもの。受け手がどんどんファンタジーを広めていくパターン。こうなると捏造の連鎖は最初の一人の手を離れて勝手に増殖していき、世界は混沌としてもっと面白くなります。それを指して「作家冥利に尽きる」と言うか、己が所業に恐れおののくかはその人次第。」

類例

まとめ

「まとまらないので類例があったら教えてください。捏造者の中から抽選で全員に黄金長方形をプレゼントします。」

*1:これらの職業を DIS っているわけではないので誤解しないように。職業に貴賎はありません! でも「ソリューション」とか「Win-Win」って単語は笑えますよね。

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