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イン殺 RSSフィード

2008-03-27

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http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kaien/20080325/p1 を読みながら考えた。理で進めれば角が立つ。エモを通せばバカっぽい。本音を語れば燃え上がる。兎角ブロゴスフィアは住みにくい。住みにくい中に住もうとしたとき、そこにネタが生まれ、詭弁が生まれる。」

「さておき、ここで一つの詭弁を弄してみましょう。一般論として、人は自分の行動の根拠を否定されることを嫌います。人間には社会欲というものがあるので、ある行動を起こすに足る理由を否定されると、人はその言説に反発する。」

  • ある作品を「つまらない」と断定する。 -> ファンから抗議される。これはその作品を愛するに足る正当な根拠を確保するための行動。
  • ORANGE RANGE ファンに"その曲パクリだよね"と言う。 -> "パクリではなくパロディ" / "パクリでもいい曲だから好き"と反論される。これは ORANGE RANGE を愛するに足る正当な根拠を確保するための行動。
  • "個人サイトで「つまらない」と書く必要はない"と書く。 -> "場合によっては必要" / "必要だから書いてるわけじゃない"と反論される。これは以下略。

「抗議する側が本来正当であるかは別の物語なのでとりあえず心の棚に置いておきます。ただ、全く何の正当性もなしに起こされる行動というのは比較的珍しい。盗人にも三分の理は必要だしファック文芸部にだって創作動機くらいある。」

「次にもう一つの仮定を重ねてみます。"個人サイトのあらゆる文章は必要性があって書かれている"。これは真だと思うのです。思うのですって言っちゃいけないな。詭弁なんだから"真である"って言い切らなきゃ。真です。
なぜかというと、一般論として、全ての行動にはコストがかかるから。個人サイトに何かを書くことは暇潰しにサイコロを振るのとは違い、書き手がそうすることを選んでいるので、少なくとも"何も書かない"という行動よりは得るところが大きいからそうしているのです。必要かどうかなんて考えず、好き勝手に書いているというのはない。意識的であろうと無意識であろうと、何らかの価値判断の元にそうすることを選んでいるのです。」

「こうした世界観からは、つまらないという表明なり DIS なりがコストに見合わないから手を出さないという発想が自然に生まれます。「超面白いです! 感動しました!」と「超つまんない。こんなの読む奴の気が知れない」があったとき、後者は炎上しやすいから控えるというのは普通の発想です。大抵の場合、後者は作者及び作品のファンから嫌がられるので、それを回避するために否定的評価は何らかの正当性を担保しなければならない。倫理の話というよりも、炎上した場合のコストを回避するためのリスクヘッジとして。他人の正当性を否定するに足る正当性が求められるわけです。」

「率直に言って、これはめんどくさい。めんどくさいと考える人がコストをあらかじめ捨象するために「批評サイトじゃなく感想サイト」という言説は使われる。多分。その態度は時に"逃げている"と評されるかもしれませんが、 blog は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ではないので、 blogger 必ずしも「誰にもチキンなんて呼ばせない」とは言わない。わたしの中のパラディンは「逃げた方がコストパフォーマンスいいなら逃げた方がいいよね。ダンボーお金で動く」とのたまって全力逃走です。」

「とはいえ、無意識のコスト計算はより高出力なエモーションによってしばしば踏み潰されます。"やってしまへやってしまへ"、宮沢賢治もそう言っている。かくいう xx だって過去に否定的文章を書いたことくらい……ある……。そもそもこの文章にしてからが時給換算にすれば 3000 円を超えるめんどくささの産物であり、今後ある程度のめんどくささを生むであろうことは容易に推測されます。しかしながら、楽しむためには地獄の苦しみも厭わないのが正しい blogger の姿であるので、コストや打算なんて関係なしにやりたくてやりたくて仕方ないなら、それはやるより仕方ないんじゃないでしょうか。 blogでdo it yourself というものです。」

 2008/03/28 08:57最終兵器彼女は私もあまり好きではありません。
でもxxさんのおかげでONE-OUTSを知り、全巻揃えました。出口超カワイイ。
blogなんてその程度でいいんだと思いますよ。気軽に。楽しく。今がよければそれでいい。