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2008-10-03

[][]『銀齢の果て』(筒井康隆、新潮文庫) 『銀齢の果て』(筒井康隆、新潮文庫) - イン殺 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『銀齢の果て』(筒井康隆、新潮文庫) - イン殺

銀齢の果て (新潮文庫)

銀齢の果て (新潮文庫)

「面白い。確かにそりゃ筒井康隆が『バトル・ロワイアル』を書けば面白いに決まってるのです。筒井にしてはひねりがなくて直球過ぎる通俗小説だという気はするものの、そこはそれ、どっからどう見ても通俗小説でしかありえないのになぜか社会問題にまで発展してしまった『バトル・ロワイアル』へのリスペクトなんでしょう。だから細かいことは気にせずに、『餓狼伝』を読むときのような脳のネジを外した態度でげらげら笑いながら読めばいいと思います。」

「筒井文体で書かれた『バトル・ロワイアル』という時点でもう基本的に説明することも勧めるべきこともない『銀齢の果て』ですが、一点注目するべきだとしたら、ぶち殺し合うのが少年少女ではなく 70 を越えた老人という部分ですかね。これがどういう結果をもたらすかというと、人生経験が短い = キャラが立ちにくいガキどもと違い、この作品に出てくる登場人物はみんなそれなりのカルマを背負っているのです。人はみな生き死にの場面に立つとトラウマだとか成功体験だとかの強い記憶を元手に動こうとするものであり、結果バトルの舞台はねちねちした情念が溢れ出た地獄絵図と化します。あるものはライフルを持ち、あるものは包丁を持ち、あるものは捕鯨船の銛を構え、あるものは寝たきりの布団の中で「誰かわたしを殺してくれないかね」と思いながら夜を待ちます。実に根性の腐った話だと思います。またこれを書いているのが正真正銘の老人だというのも余人の倫理的追及を許さなくてナイスですね。これが赤木智弘作だったらもう少し社会情勢は面白いことになっていたでしょう。実に根性の腐ったやり口だと思います。解説が一言も『バトル・ロワイアル』に触れていないのも無意味な深読みを助長してよろしい。」

boeqboeq2008/10/12 20:22ラストイベントは将棋を覚えた3姉妹にSATSUGAIされて・・・ってのは頭の悪い展開でしょうなあ。
家庭と将棋の選択をもう一度迫られる事は必定な零君の明日は・・・

屑2008/10/13 01:56コンビニでアニマル立ち読みしながら私は「殺せええええええ!!!」
と叫んでました。声には出さず。

ねこのねこの2008/10/13 03:04殺した上で聞こえない状態で罵倒
コレはSATSUGAIして不幸を貯金したのでしょうか?

屑2008/10/13 22:49余計な追記:羽海野先生は富士鷹ジュビロより業が一段軽い、とも読めますが
羽海野先生は猫にあらず。虎にござる。

  2008/10/14 10:05SATUGAIしましたね。
そして内なる悪意を思いっきり吐露しましたね。
さすがな推察でした。

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