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2012-11-27

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「最近は中高生もすなるモンハン厨なるものをしてみむとて昨年 12 月から 700 時間くらいやってるので忙しくて世界樹の迷宮もカルドセプトもできません。」

モンスターハンター3G

モンスターハンター3G

「以前からモンハン厨という生き方にはそこはかとない憧憬を抱いていて、だってあいつら楽しそうじゃないですか。『ハヤテのごとく!』でお嬢様がファミレス行ったらとりあえずモンハンやったり、『華麗なる食卓』でアイドルの家に居候したマキトが無理やりモンハンに付き合わされて「そこ早く閃光玉!」みたいに罵られたり、『主に泣いてます』でサイバーパンクの代名詞みたいに書かれたり。東村アキコ絶対モンハンやってないだろ感には少々辟易したものの鬼太郎が混ざったので全ては恩讐の彼方に消えてゆきました。ハァーよいやさよいやさ。」

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「そんなわけでモンハンを知らない人には楽しくもない話をダラダラします。」


余は如何にしてモンハン厨となりし乎

「さて、モンハンを手に入れたはいいものの、まったく前提知識がなく、日頃の常で攻略サイトはある程度進めてからでないと見ない主義を貫いていたので、モンハン経験といえば事前の体験版くらいしかない状態でした。剣やら弓やらボウガンやらでモンスターを囲んで狩り殺すゲームだというのは知っていたものの、プレイ動画の一つも見たことがないので、まずどの武器を使ったものかがわからない。
最初の武器選択というと大抵の人は何かしら思い入れがあるもの、ぶっちゃけ好きなマンガやアニメから取ると思いますが、攻撃選択の基本思考と言ったらあれしかありません。そう、自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせて、なおかつ一方的に敵をいたぶれる、そんな能力です。ということで、最初の候補にヘヴィボウガンかライトボウガン、あるいは弓が上がるわけです。説明を読むとどうもヘヴィボウガンの方が高火力であると。チュートリアル的な採取クエストで試し撃ちしてみた感じだと、弓はそこらへんの鹿を撃つのも苦労するほど当てづらいのに対して、ボウガンはちゃんと目標をセンターに入れてスイッチすればまあ当たる。じゃひとつそれでお願いします、というわけで狩猟生活のスタートです。」

「今思うと、この最初の武器選択と、基礎知識がほとんどない状態で友人とのオンライン狩りをほとんどやらないという行動は、およそ考えうる中でほぼ最悪のルートじゃないかという気がします。タイムマシンがあったら「悪いこた言わない、近接武器を使って友達と狩りに出ろ」とアドバイスするでしょう。およそ 50 時間くらいはこれで無駄にしたかもしれません。」

「知らない人のためにいちおう書いておくと、モンハンというのは基本モンスターの方が遥かに強いゲームです。最初に出てくる大型モンスター(ドスジャギィ)でおおむね並の人間と犬くらいの差がありますね。強いモンスターはそりゃ天井知らずに強いわけですが、高レベルだと並の人間とヒグマくらい、あるいは並の人間と T-REX くらいでしょうか。ゲームですから体力をアイテムや回復ポイントで MAX まで回復できるわけで、その点で撫でられて即終了ということはありませんし、後半は防具を強化することでかなりマシにもなりますが、レベル相当の大型モンスターと戦おうと思ったらネテロ VS メルエム戦のようにモンスター側は体力に任せて猛攻撃、人間側はモンスターの攻撃をすべて読んで潰したり回避したりしつつ反撃という展開になるわけです。
いきおい、モンスターの攻撃が読めないことには話が始まらないので、知らないモンスターとの会敵はかなりの確率で即死につながります。 FPS の知らないステージで戦うのとはわけが違う*1。」

「おそらく効率的にモンハンの技量を上げるには、ある程度相手の動きが見やすく回避しやすい、できればガード可能な武器で経験を積んでから、しかるのちに動きづらくて回避が難しくガード不可、だけど高火力の武器で挑むのが望ましいところでしょう。
花京院風に言うなら自分は違う。
ヘヴィボウガンで初めてのモンスターに挑むというのは、今考えるとまあ、穏便に言っても初心者のやることじゃないでしょうね。散弾銃のリロード方法だけ教えた素人をドングリ持たせて熊森に放つくらいの暴挙ですね。せめて機動隊フル装備と催涙弾一式にしてくれ。頼むから。」

「そのほか、数々の初心者ならではの暴挙を繰り返していたので、ここに書き留めておきます。反省しているが後悔はしていない。だって我々は苦労を金で買う仕事をしているのだから。」

  • そもそもボウガンは弾薬代が常にかかるわけで、砥石代しか必要ない近接武器とはブルジョワジー度において超えられない差があるわけで。特に序盤モガの森で骨やら石やら葉っぱといったクズアイテムを拾って糊口をしのぐ貧乏生活ではかなりのハンディキャップになるわけで。通勤費に自腹で十万円かけてる新入社員みたいなもので、愚かさゆえのワーキングプアなわけで。
  • 回復薬を一切持たずに狩りに行く。
    • 「え、だってモガの森にアオキノコと薬草あるじゃない。それ拾えば回復薬作れるよ? 回復薬持って行ったらお金かかるでしょ?」
      • 後にモンハン経験数百時間くらいの友人と狩りに行った時、真っ先に怒られたのはここでした。「まずハチミツとアオキノコを集めてください。そしてどんなクエストにも回復薬グレートを必ず 10 個持ち込むこと。絶対。約束してください。」
  • 捕獲の仕方がよくわからず、開幕早々捕獲玉をモンスターに投げつける。「あれ、寝ないの?」
    • これは説明をちゃんと聞いてない新人にも非はあるにしても、「捕獲ッつったら捕獲だよ」「素人サンはとんでもねえことするよなあ」という壮年ハンターのいい笑顔が想起されるゲームシステムの方にも難があると思う。後述しますがモンハンのシステムとか戦闘中のガジェットは余りにも説明が足りないところがしばしば見受けられます。個人的に撃龍槍は怒られてしかるべきレベル。

武器何使ってます?

「とはいえヘヴィボウガンで余りにも死ぬことに素人とはいえいいかげん気づくわけで、となるともう少しマシな立ち回りを目指して何をするべきかは明白なわけです。殴られたら死ぬ。オレ覚エタ。よし、モンスターの攻撃をかわせる武器にしよう。弓はやっぱ当てづらいから、ならライトボウガン一択だ。」

「まあ、死亡フラグですね。素人の浅はかさといいますか。ここからの我が武器変遷をかいつまんで説明するとこんな感じ。」

  • ライトボウガンでリオレイアやギギネブラくらいは狩れるようになるが、ウラガンキンが殺しきれない。ナバルデウスも殺しきれない*2
    • 属性弾を撃たないからだよ! あと適正距離をわかってなくて貫通弾の間合いから通常弾を撃ってるからだよ! あと徹甲榴弾を頭に当てないで、単に必中弾として撃ってるからだよ!
      • まあおっしゃることはごもっともなんですが、再三言わせていただくと適正距離の説明ってどこかにあったかよ。村人が「適正距離は大事だべよ」ってつぶやくだけじゃねえか。着弾エフェクトの大きさで覚えろってか。
  • 上級に上がったくらいの時点で近接武器を使ってみようかと思い立ち、この時点で 100 時間かそこらかかってる気がしますが、初めて近接武器を眺めてみる。
    • こういうとき一番人気の武器や武装を真っ先に除外する癖があるので、大剣は候補にも上がらない。ストリートファイターでリュウケン使う男の人って……。
      • 太刀 : 真っ当すぎて面白くない。
      • 片手剣 : なんか攻撃力低いんじゃない? 闘技場クエストでガノトトスに殴りかかったときも戦いづらかったし。
      • 双剣 : 中二っぽくね?
      • ハンマー : 体験版でウルクススを殴ってる時は優秀だった。保留。
      • 笛 : 笛? 催眠音波でも出すの? なにそれちょうトリッキー。保留。
      • ランス : 獣の槍スキーとしてはそそられるね。ジエメイとギリョウをサクリファイスして剣合体させたいね。保留。
      • ガンランス : なんかめんどくさそう。
      • スラッシュアックス : なんかめんどくさそう。
        • というわけで笛使いにクラスチェンジ。
  • 笛じゃねえ。格闘甲子園に吹奏楽部参戦!のアオリで蓋を開けてみたらチューバで相手を滅多打ちにしているようなもの。デッドエンドシンフォニーとかストリンガーノクターンは撃てないんですか。
    • 笛の旋律で自分を強化してスイスイ歩くの楽しい。おお、苦労した下級リオレイアの頭を滅多打ちにしてピヨらせることも可能だ! 末期のさやかちゃんのようにヤンチャなフルボッコだぜ!
      • が、駄目っ……! 攻撃の隙が大きすぎてディアブロスあたりにカウンター突進を食らってお陀仏っ……!
  • それでもなんとか G 級に昇格しました。たまにはボウガン系でも戦わなきゃね。お金も貯まってきて弾薬くらいは買えるようになったしね。
    • 乙。
      • 無理ゲー。ガード重要。ちょう重要。よし、ガードもできて突進力が高いランス使いになろう! 切断属性なかったから尻尾も狩ってないし!
  • どうして誰も三連突き(内部呼称 : 打穴三点崩し)の後にサイドステップでキャンセルするのが基本のキだって教えてくれなかったんだってばよ! 「手数で勝負する武器だべよ」じゃわからないってばよ!
    • いきおい突進をメインに使うランサーへと育ってゆくわたくし。とは言ってもガード性能の高さで割と救われ、笛よりは即死耐性が高まる。何より初めての爆破属性武器・破岩槍ブラキディオスが根本的につええ。
      • 打穴三点崩し連打を覚えたのはかなり後にネットでジエン・モーラン攻略動画を見てからでした。ああ、これは強いわ。打穴三点崩しを相手が死ぬまで撃ちつづけるラーメンマンのように強いわ。
  • 全クエストをつぶしながら上がってきて、 400 時間くらい遊んだ頃にグラン・ミラオスやリオレイア・リオレウス希少種を狩ったような気がする。
    • ここらでセカンドデータを作ってみたい誘惑に駆られる。なんだかんだでそれなりにモンハンがうまくなった気がする今の技量なら、どのくらいの時間でグラン・ミラオスまで行けるだろうか。
  • というわけで新データ作成。
    • 基本速度の大切さとガードの重要性が身に沁みてわかってきたので、もしかして強武器なんじゃないかと思い、片手剣専門で運用開始。
      • なにこれ強い。ヒャッハー!(X + A 飛びかかり斬り)
        • ランスや笛に比べれば朴訥といっていいギミックの少なさ。しかし速い。笛が一撃するところを五回くらい斬れる。一撃で駄目なら連撃。ほぼ初期装備で下級ドスジャギィを狩るのに十分くらい。昔は三十分くらいかかってたのは何だったんだ。
          • Youtube に上がっている動画のクリアタイムが異常に短かった理由が何となく理解できた。プレイヤーの頭がおかしいんだと思ってたけど、違ったんだ。笛は攻撃力が低かったんだ。
          • それでもやっぱりナバルデウスを殺しきれなくてリオレウス武器(バーンエッジ)を作り込んだり、爆砕剣が欲しくてブラキディオスを狩り込んだりしたらグラン・ミラオスを殺すまで 150 時間近くかかったはず。
            • それまで嫌になるほどモンスターにぶっ飛ばされてきた戦闘経験値がようやく花開いたために強かったのかもしれぬ。
  • 片手剣データの方で勲章を取るためのクエスト消化が余りにも退屈だったので、スラッシュアックスにも手を出した……。常にリスクの分散は怠らない……。
    • まだ経験が浅いのであまり偉そうなことは言えませんが、回避性能低めで攻撃力特化なので、上級者が使えば強武器ではありそう。

モンハンは楽しからずや

「楽しいか、と正面切って問われると何百時間もやっておいてアレですが、若干口ごもるものはあります。楽しいんですけどね。楽しいぜヒャッハーと叫んで脳内麻薬があふれだすレベルに至るまでのコストが高いな、とは思います。なお、現段階で最初のデータの方がハンターランク 75 、二番目の片手剣特化側が 41 なので、おそらく世間的に見てかなり下手な部類に入るでしょう*3。」

「とにかく辟易したのは説明がゲーム内で完結してないことですかね。割と基本的に知っておかなければ長期に渡ってコストパフォーマンスが下がるような知識、斬れ味とか属性効果とか適正距離とか、そういう具体的な説明がないので、ソロで攻略 Wiki や動画を封じているとけっこうきつい。そういうプレイなんで仕方ないといえば仕方ないんですが。
このへんの知識の共有は友人とのセッションでされること前提のゲームバランスなのかしら。どうせ攻略 Wiki で補完されるご時世というのもありますが。
しかし、それにしたって撃龍槍を始めとする対古龍種武器はないわというのが正直なところ。初めてナバルデウスと戦ったときにチャチャが突然「撃龍槍を当てるチャンスっチャ!」とラムちゃん喋りで叫び出す演出、あれ知ってる人以外に何が伝わるんですか。協力プレイできる港クエストならまだしも、ソロプレイ必須の村クエストだしなあ。おそらく平均的なモンハンプレイヤーはだいたい撃龍槍のことを知っている(使ったことがある)前提で、何度か外してから体で覚えることを目標にゲームバランスを取っているのだと推測されます。格闘ゲームとかシューティングゲームを全くやったことのない人がいきなり始めることを考えると、ジャンルごとの基本スキルというのはあるので、例えば安定して波動拳コマンドが入れられることは前提にしてほしい、みたいな一定レベルの技術を要求するのはいいんですが、それならそれで攻略方法を書いた虎の巻をゲーム内で売るとか、修行モードを付けるとか、その手の救済措置は欲しかったところです*4。」

「モンハンが本格的に楽しくなるのは、敵モンスターの行動パターンを覚えてからもしくは多大な戦闘経験から先読みできるようになってきてからじゃないですかね。相手の攻撃を後ろに目がついているかのごとくかわしたり、カウンターで攻撃を自在に入れられるようになってからは楽しい。確かにとても楽しい。」

「今の時点で考えているモンスターを狩るコツは野菜炒めのコツと同じで、強い火力で短時間です。どう防御を強化しても高ランクモンスターの攻撃はまともに食らえば数撃で致命傷になる上、敵の体力も高いので回避に注力して攻撃の手を休めていると時間制限に引っかかってしまう。なら、高火力を集中して怯みなり気絶なりを誘発した方がむしろ安全で、アイテム消費も少なくて済む。まさに攻撃は最大の防御です。」

「で、こちらの攻撃を当てようとすると敵も置物ではないので当然動き回るし、反撃もしてきます。そこで最大火力を出すには、回避と攻撃を両立させるような動き、要するに同撃酔拳の全弾カウンター的なものが求められるわけです*5。これがよどみなく繰り出せるようになると、実にモンハンというゲームは楽しくなってきます。動きにクセがあって耐久性は比較的低いベリオロスあたりなんか非常においしいですね。最近ようやくヘヴィボウガンに回帰してベリオロス三体を安定で狩れるようになりましたよ*6。」

「 3G で下地を作ったので、モンハン 4 も嬉々として遊ぶ予定。でもさすがに画面が小さいので、 3DS LL を買ってモンハン専用機にしようか思案中。」

よしなしごと

  • 初代モンハンからやってる友人に、過去作の話を聞くのは楽しい。老ハンターのヒグマとナイフでやりあった思い出話を聞くみたいで。
    • 昔はラオシャンロンという巨大モンスターがおってのう。ディアブロスの亜種で、角が一本のモノブロスってモンスターもおってのう。ディアブロスの潜行攻撃をかわすには、円を描くように歩くんじゃ。
  • MH4 の新武器を誰もが妄想したと思いますが、個人的にはナックルかウィザードロッドでした。
    • ナックルは超接近武器。当然ガード不可。手数で押す片手剣・双剣タイプ。対空昇竜拳で空中のリオレウスだって落とせるぜ。
    • ウィザードロッドは属性攻撃超特化。シャバドゥビです。当然属性一つだと詰むシーンが多々あるので、フォームチェンジで属性を変更可能。
      • 気違いがウィザードロッドの物理打撃だけでジンオウガを狩る。
  • 好きなモンスターは、狩りまくったこともあってウラガンキン。あのショルダータックルいいですよね。あんなもったりとした筋悪な体当たりを硬直中についうっかり食らってしまったときの悔しさが。

*1:まあ厳密にはそれまでのモンハン経験なり反射神経なりで対処できる部分も多いので、初遭遇モンスターを殺し切ることも不可能ではなく、そういうのが好きで新モンスターを狩ることを無上の楽しみとする人も多いでしょうが。

*2:結局長い時間をかけて多数のウラガンキンを捕殺、ウラガン装備を作ってボマーを発動させてナバルデウスを爆殺して下級を制したような気がする。

*3:最近は頑張れば一〜二時間でハンターランクを 1 上げられるくらいなので、ランクについては時間の問題のようにも思える。

*4:それをやるとソロプレイが増えてオンラインセッションを積極的にやるメリットが薄れるという意図はあるかもしれない。ただ、 3G はオンラインセッションが減ってもビジネスモデル的に実入りが変わらないはずなので、マニュアルを充実させても良かったのでは。単にめんどくさかっただけかもしれませんが。

*5:敵と対峙したときは視線を合わせて相手の流れに合わせて一つになって回避する、やがて相手を自分の流れに乗せてコントロールできるようにもなる。これぞ流水制空圏の極み。モンハンには格闘漫画の要素が全て詰まっている。

*6:リミッター解除ギガン=バールにアホほど通常弾 Lv.3 を詰め込んで至近距離から連発。

RR2013/02/09 09:27イン殺さんがモンハンってなんか意外でした、いや勝手なイメージですが。
自分も最近ヘビィ使ってますが、楽しいですね、ヘビィ。
カーディアーカでしゃがむことだけを考えて延々モンスターの周りをウロウロしたり、
挑戦者と見切り付けてエクリプスナイパーの貫通全弾クリティカルでヒャッハーしてます。

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