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イン殺 RSSフィード

2014-12-07 このエントリーを含むブックマーク

  • ときどき講談社のモアイに載ってる漫画がホッテントリ入りしてるなと思ってはいたんですが、他にも面白い漫画はあるけど話題にならないのは何故かとうっすら疑問であった。しかし考えてみると簡単なことで、雑誌を読んでる人が少ないのですね。アフタヌーンと good! アフタヌーンとイブニングと D モーニングを全て買っている講談社の犬であるところのわたくしが例外でした。
    • 件数順ホッテントリは http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fwww.moae.jp%2F 。上位は確かに傑作揃い。
      • D モーニングに載った作品がいくつか公開されてますが、 D モーニングは新人増刊が特に面白いのでおすすめ。 http://morning.moae.jp/news/1426 の号が特に神がかってました。掲載作品を連載化してほしいかのアンケートを取ってましたが、このクオリティなら全作品連載してもいいレベル。
        • ネットでも人気の『36歳の女子高生』(http://b.hatena.ne.jp/entry/www.moae.jp/comic/chibasho_36sainojoshikosei/1/1)の続編もいいけど、もしモアイに載ったら確実に反響があると思われるのはなきぼくろ『バトルスタディーズ』と若里実『WORK IT, BLACK』ですかね。
          • 『バトルスタディーズ』は PL 学園っぽい野球強豪校の練習生活を描いた話で、率直に言うとパワハラ荒れ狂う部活カーストがみどころ。作中ではパワハラを肯定的に描いてるわけじゃないですが、可燃性はとても高そう。今度連載するらしいので、パワハラ系部活の人々は首を洗って待っておくべきかもしれない。
          • 『WORK IT, BLACK』は社畜が死語となった未来社会で伝統芸能としてのサラリーマンを維持する話で、要するに現代人が時代劇を作ってバーチャル江戸を謳歌するような感じで、未来人がバーチャル昭和を謳歌します。ワーカーホリックをカリカチュアしているというか、まあコケにしてるわけで、 Web 公開されたらコケにされたと感じるサラリーマンも少なからずいるであろう内容。
            • 実態を知りもしないくせに適当吹きやがって、という爽快感と、ひるがえって我が身を五分反省すると「なぜ過労死するまで働くんですか? 生きるために働いているのではないのですか?」という問に当世人とてまともな回答を返せるわけではないので「うん、まあ、武士道みたいなもんだよ。葉隠葉隠」と適当吹きたくもなる居心地の悪さ。いいパロディでござる。
      • リストに載ってないのをいくつか。
        • 小出もと貴『アイリウム』 http://www.moae.jp/comic/irium
          • これにブックマークがついていないのはおかしい。記憶を飛ばせる新薬"アイリウム"を使ったアイディア SF 。単行本も出たよ。
        • 佐々木善章『スイーツ本部長 一ノ瀬櫂』 http://www.moae.jp/comic/sweetshonbuchoichinosekai
          • スイーツ本部長 一ノ瀬櫂(1) (モーニング KC)

            スイーツ本部長 一ノ瀬櫂(1) (モーニング KC)

          • D モーニングで妙に愛されている漫画。スイーツ作りが病膏肓に入った感じのエリート本部長がスイーツの力で島耕作する話、と言ってしまうとそれまでですが、空腹時に糖分を摂るような居心地のよさがあるのです。人に強くプッシュしづらい漫画ですけど、載っててくれるとちょっと嬉しい。
            • 妙に愛されてると言えば、裏サンデーの『Helck』ってなぜあれほど人気があるのかよく分かってないです。つまらないと言ってるわけじゃなく実際面白いですが、裏サンデートップクラスというと持ち上げられすぎの感が。何か別の文脈があるのかしら。
        • 『good! アフタヌーン』だと『ぐらんぶる』『エンバンメイズ』がいいです。
          • 井上堅二、吉岡公威『ぐらんぶる』 http://www.moae.jp/comic/grandblue
            • ぐらんぶる(1) (アフタヌーンKC)

              ぐらんぶる(1) (アフタヌーンKC)

            • 今初めて認識したけど、原作は『バカとテストと召喚獣』の人なのね。タイトルと 1 ページ目からダイビング漫画に見えますが、ダイビング設定ってまだ生きてるんだっけか。内容は主にバカ田大学です。バカをやって生きてけるって素晴らしいことであるなあ。『黒子のバスケ』で帝光の監督さんが「若いうちは何をやっても死なん」と言ってていや死んだら死ぬよと思いましたけど、『ぐらんぶる』を読むと少し確信がゆらぐ。
              • 「若いうちは何をやっても死なん」は LINE スタンプにしようぜ。 LINE 使ってないけど。
          • 田中一行『エンバンメイズ』 http://www.moae.jp/comic/enbanmaze
            • エンバンメイズ(1) (アフタヌーンKC)

              エンバンメイズ(1) (アフタヌーンKC)

            • またオリジナル人命バクチ作品かよ、と思われる向きもあるかもしれませんが、自分も若干思いました。東村アキコが言うところの「最近の映画はこういう要素入れてかないと売れない」的な。『カイジ』は確かに大傑作だ、だがな。
              • 『エンバンメイズ』の独自要素は競技がダーツ限定というのと、当たる当たらないの話はもはや争点じゃなくて、互いが 100% の的中率を持っている前提で話がスタートするところ。あとは根性の悪さですかね。敵じゃなくて主人公の。
    • D モーニングの話をしたので、インベスター Z で幸福セミナーを開いているホリエモンが無我野喬至先生に見えてきてハッピーハッピーイエーイな件についても書いときますか。
      • 荻生徂徠は炒り豆を噛みつつ古来の有名人を腐すのが好きだったという話をしたことがあった(id:xx-internet:20131009)な。そこでのレッスンを覚えていますか。現代のまだ生きている有名人に言及するのはリスクを伴う、というのがポイントです。
      • 『インベスター Z』は新書のタイトルみたいな漫画ですからね。常識に反する命題をぶち上げて人目を引くお仕事といいますか。
  • 『目玉焼きの黄身、いつつぶす?』のアニメ版観ましたよ。実によかった。何がいいって、原作ではすらすら読めていた物の食い方に関するどうでもいい口げんかが、アニメで背景と効果音が付くと「食い物屋の中で立ち上がって机を叩きながらトンカツの食い方にキレる男と、失望と嫌悪をあからさまにして立ち去る女」というおよそ近寄りたくない光景として浮き彫りになる居心地の悪さ。そうだよね、ジローちゃん現実にいたら着信拒否くらいするさね……。
    • 「食器洗いは、クリエイティブじゃないからさ……」がこの作品の最大名言かと思っていましたが、最近じわじわと来ているのが「自由でありたいと願う俺の心が……そのやり方を許さない……!」。一巻第六話『納豆 ご飯にいつかける?』の名言だものォーッ。そうだよね、あるがままの心で生きようと願うから人はまた傷ついていくよね。ぶっちゃけその知らぬ間に築いてた自分らしさの檻がジローちゃんを不自由にしているよね。
      • 自由でありたいと願うおれの心を重視するスタンスは見習っていきたい。世間が許しても自由でありたいと願う俺の心が許しませんよ!
  • 分け合うと足りないが、奪うと余っちゃうんだよなぁーッ。
  • 2015 年は未年です。つまり「未年だけにウールせえ」から 12 年が経過したということです。画太郎先生ありがとう。

池川池川2014/12/09 06:12『エンバンメイズ』は「もしゴルフ漫画でプレイヤー全員がホールインワンを打てるようになったらどうなるのか」を実践した漫画ですね。ラスボスは悟りを開いた人で中ボスはどこかの研究所が開発したダーツロボットとかでしょうか。相手のプライバシーをあらかじめ調査しておいて耳元でささやいて敵の安定を崩そうとするようなせこいキャラクターも見たい。

ななしななし2014/12/17 18:56>耳元でささやいて敵の安定を崩そうとするような
全員野村さんのささやき戦術を駆使するバトル漫画と考えると新しい

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